製造現場では高価な機器が導入されているため、それを狙って犯罪者が侵入する恐れがあります。もし盗難などの被害に遭うと、生産が止まってしまい業務に大きな影響を及ぼすことにもなりかねません。金銭的な被害に加えて取引先からの信頼も失ってしまう恐れがあるので、今一度工場のセキュリティを見直しておくと良いでしょう。簡単に工場のセキュリティを上げる方法としては、金網などを使って柵を作るというものが挙げられます。
もし何もないとどこからが敷地なのか分からず勝手に侵入されてしまいますが、高めに作った柵を立てておけばそうした被害を防ぐことができます。柵はあくまでも人間の侵入を防ぐものなので、最低でも数メートルの高さを考えておくと良いでしょう。これだけあれば簡単に侵入されることはありませんし、無理やり登ってきたとしても時間がかかるので事前に発見することができます。防犯カメラの設置も工場のセキュリティ向上に有効です。
特に広大な敷地をもっているところとなると、警備員の巡回だけでは完全にカバーすることができません。防犯カメラならば一箇所から敷地内を監視することができ、警備員の足りない部分を補ってくれます。また録画機能もついている製品であれば、盗難などの被害にあった時に、侵入者の容貌を確かめるのにも役立ちます。警察への被害届の際にもその際の映像が威力を発揮しますから、敷地内に複数取り付けて全体を常に監視できる状況を作っておくのがおすすめです。